2024年インディ500への挑戦を日本企業がサポート

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのニュースリリースより

2024-03-19 05:00:00

============================
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから
2024年インディ500に挑む佐藤琢磨を日本企業がサポート
(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのニュースリリースより)
=============================

2024年3月18日、インディアナポリス州ジンオンズヴィル発。本日、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は、3度目の優勝をかけて今年の第108回インディアナポリス500に挑戦する佐藤琢磨を支援するため、パナソニック オートモーティブ(パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社)、ニテラ(Niterraグループ日本特殊陶業株式会社)、デロイト トーマツ (デロイト トーマツ コンサルティングが合同会社)、NAC(株式会社ナック)など、彼を長年サポートしてきた日本企業がスポンサーとなることを発表します。佐藤が今シーズン操るマシーンのメインスポンサーを、工作機械のグローバルリーダーでシートメタル産業のサプライヤーでもあるアマダ・アメリカが務めることは、今年2月に佐藤のチームへの復帰を発表した際にお知らせしたとおりです。

<佐藤琢磨のコメント>
第108回インディ500への挑戦を、素晴らしい日本企業にサポートしていただくことが決まりとても嬉しく思っています。パナソニック・オートモーティブ、ニテラ、デロイト トーマツ、NAC、ホンダ、HRC、そしてインディカー・シリーズへの参戦を長年にわたって応援してくださっている全ての関係者の皆様に、心からお礼を申し上げます。今年、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからの参戦を、アマダという伝統ある企業にサポートしていただくことにも感謝申し上げます。こうしたたくさんの企業のロゴを掲げたマシンの仕上がりと見栄えは素晴らしく、デザインがどこか懐かしいテイストで表現できたことも誇りに思います。自分にとってはこの上なく幸せなことで、ファンの皆さんにも楽しんでいただけることを願っています。いまからスタートが待ち切れません。

<佐藤琢磨とレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング>
佐藤琢磨は2012年ならびに2018年から2021年までRLLとともにNTTインディカー・シリーズを戦いました。これまでに挙げた通算6勝のキャリアウィンのうち、4勝はRLLで勝ち取ったものです。これには、佐藤にとってインディ2勝目となる2020年の栄冠も含まれています。2023年はチップ・ガナッシ・レーシングからオーバル・レースに出場した佐藤は、今季、古巣のRLLに戻り通算15回目となるインディ500に挑戦します。

佐藤は、2010年にインディカー・シリーズにデビューし、これまでに220レースに参戦してきました。これは現役ドライバーのなかで6番目に多く、全参戦ドライバーのなかで22番目に多い記録です。キャリアのハイライトとしては、インディアナポリスでの2017年と2020年の優勝、2013年トヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチ、2018年ポートランド・グランプリ、2019年ホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマ、ボマリト500アットWWTレースウェイでの栄冠などが挙げられます。また、表彰台は14回中10回、ポールポジションは10回中3回がRLLとともに獲得したものです。インディカー・シリーズに参戦する前、佐藤は2002年から2008年まで90レースのF1グランプリに参戦。インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催された2004年のアメリカGPで3位に入ったことが、佐藤のF1での最高位となりました。



※Panasonic Automotive, Niterra, Deloitte Tohmatsu Consulting, NAC
のロゴがホンダ・エンジン搭載のNo.75マシンに登場