British F3 Rd.7/8
OultonPark

前回の悔しさを晴らす為に今回は必勝体制で望むOultonPark。
ここで一気に勝負に出たるわい! 今回はバンクホリデー(月曜日休日)の為レースは土曜日テストデー、日曜日予選、月曜日決勝のスケジュール。その為我々先発隊は金曜日の朝一に移動のピット設営の準備に取り掛かる。

季節は春。今日も気持ちの良いイギリスっぽくない晴天が広がっている。
まずサーキットに到着と同時に、入り口でもうおなじみになったFoot&MouthDisease(口蹄疫)の予防の為の藁に消毒液を染み込ませた上を乗り越えてサーキット入り。
そして何は無くともまずはトラックの洗車から。
しかし、いつも思うけどこの洗車。毎回どれくらいの水を使うのやろう。
うちだけでなくってレースに集まっている全てのカテゴリー、全てのチーム、そしてタイヤや全てのサービス隊のトラック、モーターホームまでここに来ている全てのトラックと言うトラックが洗車をしている。これはレギュレーションなのだろうか?(嘘) すさまじい水の量やろうな。日本では水不足は大丈夫なのやろうか・・・イギリスは・・・ま、あの人達はそんなこと考えもしないか! そしてこの洗車。結構大雑把。こんな洗車の仕方をしたらパルスポーツの重山さんに殴られるっちゅーねん。重山さんには当時結構(かなり)いろいろ厳しく仕事を教えてもらった。本当厳しかった。それは仕事だけではなくそれにつながる全てのものに厳しかった。
移動に使用するバンの洗車でも結構怒られた記憶がある。こんな洗車の仕方をしているということはレーシングカーに対しても考え方が不足しているというような感じで。しかし、その通りである。あの時の厳しさがあったからこそ今の自分があるのだ。と、そんな事を考えながらの今回の洗車であった。トラックの脇には桜みたいな花が満開。見た目は桜。しかし、その花びらがかなりごっつい。でも見た目は桜。季節は春である!

土曜日テストデー。今日も天気は最高! 晴れているだけでなく気温も暖かく、半袖一枚での仕事である。
ラブリーな天気にうれしくなってしまう。こう言う気分の良い日にはタイムもラブリーに一発決めたいものやね!

セッションは50分の3本勝負。ぼちぼち行きますか。
テストは順調そのもの。今回はデフを少しテストする為にセッションごとにデフの交換をした。したがって全体のセッティングは細部を煮詰めるまでいかなかったが、それでもタイム的には満足の行くものやった。
しかし、走ってはデフを開け、また走ってはデフを開けの繰り返し。ちょ~っとばかり忙しかったけど、そんなの忙しいうちに入らんね。簡単簡単。慣れた物でJohnと自分で手際よく仕事分担をして効率よく仕事を終わらせていく。もっとど~んと何でも来いっちゅ-ねん! 何でもやったるで~。

まずは最初のセッションでは僚友のAnthony Davidsonがトップに立つ。実はこのアンソニーは昨年まではフォーミュラフォードをドライブしていた。日本でいえばFJである。そのマシンはウイングが無くダウンフォースが無い。当然マシン的にもF-3とはまったく違う運転を要求される。しかし、ステップアップしてすぐにダウンフォースに慣れてF-3を自在にドライブしている。さすがヨーロッパ。奥が深い。この奥深さこそモータースポーツの歴史の深さなのだろうか。圧倒されてしまう。しかし、自分らも負けてへんで~。こいつらと正面から戦ってやる。絶対負けない!

話を戻して、デフを決めていよいよ最終セッションでマシンの煮詰めを行う。当然ながらここで琢磨君はアンソニーを抜いてトップにリザルトを刻む。ま、別に驚く事は無いけれどもね。当然の結果であり、手ごたえも感じていた。自分達が自分達の仕事を確実にこなせば当然の出来事やね。

そして一樹もクラスで2番手のタイムで終了。しかし、トップはNEWタイヤでのアタックであり一樹は中古タイヤでのタイムである。一樹が言うには「絶好調。明日は行きますよ。」との事。しかし、本人「いつもテストまでは良いんですよ。本チャンが・・・でも今回は大丈夫。」ホンマか? その気合がいつも空回りしていて・・・ま、今回はがんばってくれるやろう。天気さえもってくれれば明日はダブルポールか? がんばろう! しかし、今日の天気はまさに最高。ちょっと3セッション目に雲が広がり冷たい風が吹いてきて、うわっ、ついに来たか? と思ったがすぐに回復。晴天すぎて後が怖いくらいや。

テスト
POS NO DRIVER NAT TEAM CAR TIME
1 06 Takuma Sato JPN Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.470
2 05 Anthony Davidson GBR Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.560
3 08 Gianmaria Bruni ITA Fortec Renault Dallara F301 Renault Sodemo 1:29.939
4 03 Andre Lotterer GER Jaguar Racing F3 Dallara F301 Mugen-Honda 1:30.069
5 01 Derek Hayes GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:30.099
6 14 Matt Davies GBR Team Avanti Dallara F301 Opel Spiess 1:30.154
7 17 Paul Edwards USA Alan Docking Racing Dallara F301 Mugen-Honda 1:30.204
8 09 Nicolas Kiesa DEN RC Motorsport Dallara F301 Opel Spiess 1:30.334
9 21 Mark Taylor GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:30.380
10 04 James Courtney AUS Jaguar Racing F3 Dallara F301 Mugen-Honda 1:30.392
11 18 Andy Priaulx GBR Alan Docking Racing Dallara F301 Mugen-Honda 1:30.417
12 10 Ryan Dalziel GBR RC Motorsport Dallara F301 Opel Spiess 1:30.533
13 15 Milos Pavlovic YUG Team Avanti Dallara F301 Opel Spiess 1:30.613
14 27 Jamie Spence GBR Duma Racing Ltd Dallara F301 Mugen-Honda 1:30.624
15 02 Jeffrey Jones USA Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:30.707
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