Marlboro Masters of Formula 3
Zandvoort

昨年の雪辱を果たすべくやってきたのは真夏の祭典、そう、まさに夏祭りと言った感のあるオランダはZandvoort Marlboro Masters。今年はシーズン制覇とともにこのレースに向けて照準を定めてきた。今年こそ昨年の借りを返したる!
前回のDoningtonまでは毎週レースやったけど今回は久し振りの一週空いてのレースとなる為、少しは余裕か? と思うのはまだまだ甘いな(Sweetでは無い。念の為)。日曜日にDoningtonのレースを終えて、週が明けて火曜日移動でPenbreyでZandvoortを想定したテストを水・木曜日と行い、その週末メンテナンスを行い、またまたアッという間に週が明け火曜日お昼過ぎにトラックにマシン、荷物を積み込み、3:00にトラックはドーバーへ向けて旅立つ、というハードだかハードでないかもう分らん、いつも通りのスケジュールや。いつもギリギリやね。
そして今回はトラッキー2号のリチャードと小僧のCB(BIC-カンティ・ボーナ・アイドル・カントの略)はワークショップ居残りの為、今回はトラック一台だけの移動でトラックにはトラッキー1号のサイモンとおいらDysonでの移動となった。
今回からトラックのヘッドが以前のルノーのヘッドとは変わり、メルセデス製のヘッド(かなりの中古やけど)となった。そしてこれはトランスミッションがMTではなく、なんとATになっている。おまけにオートクルーズも付いていて結構快適ラクラク仕様(サイモン談)との事。そしてこれは前のと違って窓の開閉もちゃんと出来るし?(前のは窓の開閉さえも難しかったのさ!)その為、今回は快適な遠足?となる予定だったが・・・
なんと今日の宿泊は経費削減?の為、トラックでの野宿だと言われた。また? しかしこの時の為に備えて?買っておいたJust in caseの為に自分の車の中にはいつも寝袋を常備してある。ホンマはこの寝袋はスコットランドの果てにあるネス湖にネッシーに会いに行く時の為に購入したんやけれども・・・ま、なかなか行く暇が無くって。しかしネッシーってホンマにいるんやろか。スコットランドってFucking coldやし。しかしこっちの連中見てると、くそ寒い中、半袖だったりするでしょう?  だからスコットランド産のネッシーも、寒さに強いのかも。ネス湖は温泉なのかもしれないし。そしてもう1つネッシー巨大うなぎ説ってのもあるけどネス湖に行く時にはうな丼、蒲焼の用意してネス湖に集合てか? ま、いろいろありますわな。水蒸気らしいという説もあるみたいやし。そんなレースとは関係ないことはひとまずおいといて、まっ、とにかくその為の寝袋を積み込んでの出発となった。目指すはZandvoort。そうオランダのレッドラインが俺を待ってるゼィ! 行かないけれども・・・ホンマか? あやしい・・・
そしてドーバーまで約2時間のドライブ。港に到着後フェリーの確認に事務所まで行くと、ここでまずは事件勃発。なんと予約してあったはずのフェリーの予約が取れてない。どう言うこっちゃね? そしてあれこれ交渉のままこの船には乗れないが次の船には乗れる事に何とかなったが、なんとも波瀾を予感させるいつも通り?のスタートや。先が思いやられる・・・
無事に2時間送れてフェリーに乗り込み、約1時間半の船の旅。おフランスはCalayに到着。トラックはオランダ目指して陸路を走る。時差の関係の為、こっちは1時間時間が早くなってしまっている。時計を進めてっと。現在おフランス時間で夜中の1:30。本日の寝場所決定! パチパチ。もうどうでもいいや。とにかくもう早く寝ようっと。起きていても何も無いし。暇な時にはとにかく寝るに限る! と、いうことでおやすみなさ~い。zzzzzzz・・・
翌朝7時起床? 起トラック? とにかく一夜をトラックで夜を明かしもう一踏ん張り。さぁてとボチボチ行きますか! 勝利に向かってGo! ってトコやね。
約3時間トラックを走らせてやってきたのは国営風俗と風車でお馴染みの国オランダ。まだ本物の風車は見たこと無いけど。ここで一句。ドイツの帽子だ? オランダ。そこにいるとおまえジャーマンだよ・・・お後がよろしいようで。失礼しました。ジャンジャン。
そしてZandvoortのサーキットに到着。1年ぶりやね。何かホームストレートにグランドスタンドまで出来ていてバージョンアップされてるやん。
ここZandvoortは本当に海沿いの所に立地している。海岸ではこの季節家族連れやアベックでにぎわっている。そう、ホンマ海水浴場に隣接したサーキットっちゅーわけや。何でも一説によるとすぐ傍にはヌーディストビーチもあるそうな。何~ィ! ヌーディストビーチだ~ぁ? それやとホンマに海水浴場では無くって海水欲情となってしまう・・・重ね重ね失礼しました。
しかしホンマ海岸やホテルは観光客で賑わっている。日本で言うと熱海や茅ヶ崎って感じかな? だんだん説明が遠くになってきた気もするけど。まっ、雰囲気はそんな所で分ってちょんまげ。パドックのゴミ箱にはカモメが一杯残飯をあさっている。日本ならこれは烏なのだろうか。しかしここビーチの脇にあるサーキットではカモメが一杯。コース上にもマシンが走行している時にもカモメは優雅にコースを自由自在に飛びまわっている。危ないって。そして今日はピットの設営だけで何事も無く無事に仕事は終了。明日はマシンのセットアップ等メンテナンスをする予定だ。走行は金曜日から。とにかく今日は早くホテルに帰ろうっと。今日くらいはネ! 

NEXT