そして今日2回目のチェッカーが振られた。最高に嬉しい。良い気分や! こんな幸せな気分で良いのかと思うくらい幸せな気分や。
マシンは再車検も難なく終わり、車両保管も終わった。

表彰式では、2回とも琢磨君が一番高い所でのシャンパンファイト。見ていて本当に感動した。それだけでなくアンソニーも2レースとも3位。そしてあの熱い男、一樹も第1レース2位、ファーステットラップ、そして2レース目も3位と2回表彰台でシャンパンファイトを演じた。信じられないような光景だ。信じられないような1日やった。
次は一樹もスカラシップクラスで一番高い所に行けるように頑張ってほしい。
そして琢磨君はこの勝利でとうとうチャンピオンシップポイントでも堂々のトップに躍り出た! 素晴らしい! 素晴らしすぎる! ここに至るまでにいろいろな事があったが、やっとここまでたどり着けた。ようやくホッと一息つけた。しかし、まだまだシーズンは序盤をやっと終了したに過ぎない。
まだまだ先は長い。こんな所でホッとしているわけにはいかないんや。

連勝はした。しかし自分の言う連勝しなければという意味の連勝とは、次のレースをどのように戦うかということである。
簡単に言ってしまえば、このレースは2レースあったが同一日のレースである。もちろん続けて勝つということはとてつもなく難しい。しかし、同一レースと見なす事も出来る。悪い言い方をしてしまえば、速い奴が勝つのは当然。勢いがあって連勝する事も出来る。同じサーキット、同じコンディション、同じ条件なのである。同一日の同一レースなのだからその日に速い奴が勝って当然なのだ。そうではなくって次のレース。レースとレースの期間を置いて、違うサーキット、違うコンディションでのレースでどうやって戦えるか。それが重要やと思う。そこでどのようにマシンを作れるか、戦えるかがチーム力を占う上で重要やと思う。次や。次が本当に重要になってくる。ここで進化を止めてしまってはいけない。常に戦っていかなければ。今日この勝ちで浮かれてしまっては駄目だ! すでに次の戦いは始まっているんや! ホンマに次がシーズンを占う上で本当に重要になる。気合い入れて、根性決めて頑張らねば。連勝はインパクトがあるし。ボーリングでもダブルはスコアがぐっとあがる。ボーリングと同じでダブル、トリプルは相手に与えるインパクトがちがうからね。

琢磨君もそうやと思う。変に意識して自分のペースを変える事はかえって危険である。常に攻めてこそ、そこに勝機が見られて、その結果、たとえ勝てなくてもリザルトが残るものやと思う。最初から完走狙いの走行では気持ちに油断が出て、攻めの気持ちが無くなってしまい危険だ。常に攻めてこそ、ここに価値が出てくる。その気持ちが強ければ絶対に上手く行くって。

ここでレースは3週間開くことになるが、自分達はのんきに休んでなんかいられない。
マシンを開発してどんどん先に行かなくては。こういったインターバルのある時にどれだけマシンを熟成させることができるか。頑張ろう! 次に向けて!

飯田一寿

第2レース決勝
POS NO DRIVER NAT TEAM CAR TIME
1 06 Takuma Sato JPN Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 25:34.365
2 14 Matt Davies GBR Team Avanti Dallara F301 Opel Spiess 25:37.766
3 05 Anthony Davidson GBR Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 25:38.108
4 01 Derek Hayes GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 25:38.771
5 27 Jamie Spence GBR Duma Racing Ltd Dallara F301 Mugen-Honda 25:39.985
6 18 Andy Priaulx GBR Alan Docking Racing Dallara F301 Mugen-Honda 25:43.415
7 15 Milos Pavlovic YUG Team Avanti Dallara F301 Opel Spiess 25:44.108
8 09 Nicolas Kiesa DEN RC Motorsport Dallara F301 Opel Spiess 25:44.405
9 08 Gianmaria Bruni ITA Fortec Renault Dallara F301 Renault Sodemo 25:46.808
10 21 Mark Taylor GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 25:47.473
11 17 Paul Edwards USA Alan Docking Racing Dallara F301 Mugen-Honda 25:48.254
12 10 Ryan Dalziel GBR RC Motorsport Dallara F301 Opel Spiess 25:50.079
13 07 Alex Gurney ITA Fortec Renault Dallara F301 Renault Sodemo 26:00.352
14 02 Jeffrey Jones USA Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 26:00.759
15 12 Atsushi Katsumata JPN Promatecme UK Dallara F301 Mugen-Honda 26:06.421
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