British F3 Rd.17/18
Donington

Silverstoneでの印象深い勝利の後、その流れをシリーズ戦に持ち込むべく今週はDoningtonにやって来た。このサーキットは琢磨君だけでなく我がカーリンモータースポーツも得意としているサーキット。ここで連勝して一気に畳み掛け、シリーズの制覇をほぼ確実にしておきたい所だ。ここで連勝できれば後はかなり楽になり、次のマルボロマスターズに向けてもかなり良い状況でプレッシャーも少なく望める事になる。ここがシリーズの天王山になると自分では思っている。

今回のスケジュールはよくあるパターンの、木曜日テストの金曜日何も無く、土曜日予選、日曜日決勝のスケジュールや。その為、我々先発部隊はトラック2台に便乗して水曜日の夕方の出発となった。今日は荷物も何も降ろさずにガレージ前にトラックを停めただけでの終了となった。しかし、今日はワークショップでもそうやったけど(ワークショップでは雨が降っていた)ここDoningtonは晴れてはいるが超寒い。思わずブルゾンを・・・と、思いその時思い出した。しもうた~! ブルゾンは今日に限ってバッグに入れておかずにワークショップのハンガーに掛けたままやった。今回自分は今日から日曜日まで全てホテルに泊まることになっている(下々の者達は)。上々の者達は毎日家まで帰る。おまけに金曜日マシンのメンテナンスと今回のテストはガレージが使用できるけど、レースはGTが使用する為、トラックのオーニングを使用する。その為、金曜日はテントのセットアップ等もしなければならない。もちろんトラックの洗車もね。しかし帰宅組は金曜日はお休みだそうだ。エッ、Johnも帰るの? っちゅー事はマシンのメンテはおいら1人でやるのね。まっ、それはそれで問題な~い。話が飛んでしまったけど、その為、明日ワークショップに寄ってからサーキットに来るアンソニーのメカニックのJimmyに電話してブルゾンを持って来てもらう事になった。とりあえずはよかったよかった。
そうそう、ユニフォームネタがでた所でひとつ。レースで使用するパイロットシャツ? あれが自分のはいつもアイロン掛けがしていないと怒られた為(だって自分でコインランドリーで洗濯するだけだもん。アイロンなんて持っていないし)今回はArgosでアイロンを購入してバッチリパリッとしたシャツで望む事に・・・のはずが。まず間違いは一番安いアイロンを選んだ事から始まった。このアイロンスチームがちゃんと出なくて水がドバドバッと垂れ流し状態。これだからイギリス製品は・・・Dyson製の(本物の)アイロンを探したけど無いみたい。掃除機と洗濯機はあったけど。そしてお恥ずかしながら自分アイロンを掛けるのって実は生まれて初めてなんですわ。ホンマ初めて。その為、なかなか上手く掛けられない。ちょっとイライラしてきて、温度を上げて、エイ! ヤーッ! とやった所なんかシャツの具合がいつもと違う。アイロンの裏を見るとなんか青くなっていて(シャツの色)おまけに糊状にぬめっとしていた。ふとシャツの方を見ると生地の網目が無くなって妙にテカテカしている。なんとシャツの生地を溶かしてしまった。もう一枚の方はちょっと茶色く?もっと適切な言い方をするとこげ茶色になってしまった。あれ? アイロンて霧吹きかなんかで濡らしてやるんやったっけ? そのままやるんやったっけ? このスチームは何の為? 洗濯物を乾かす前に掛けるんやないよね? なんか分らん事だらけのまま生まれて初めての経験、初体験は失敗に終わったようだ。Johnに聞いたら、生まれてから現在までアイロンを掛けた事なんて未だに無い。ガールフレンドのSallyがいつも掛けてくれるからとぬかしやがった。自分もアイロン掛けてくれる人が欲しいっちゅーねん。このユニフォームどないしよう・・・

話を戻して、移動日は何事も無く無事に終了。いつものDonington Manor Hotelへと向かった。晩ゴハンは当然インディアン。ビンダルーを食して今日はつつがなく終わりましたとさ。めでたしめでたし・・・? 

一夜明けて今日はオフィシャルテスト日。とにかく寒い。周りを見ると7月だと言うのにニット帽を被っているメカニックもいる。ブルゾンを着込んで。ホンマ寒かったで~。イギリスの夏はもう終わってしまったのやろうか。ここ2~3日気温は低いが今日は低いと言うのではなく、マジで寒い。自分もホカロン持ってくれば良かった・・・あの~、今日は7月の19日なんですけど~・・・
仕事の方は、まずはトラックからマシンと必要最小限の荷物をピットに搬入してマシンを低ウマに上げてウォーターヒーターを取り付け、水温を上げてガソリンを入れる。タイヤのプレッシャーを調整している頃にJohnがやって来た。
今日のテストは50分間の3セッションとそこそこの走行時間だ。
しかし、そんなには甘くは無かった。雨がパラついてきたり、どのセッションも赤旗が出て、そのマシンの回収に結構時間がかかってしまい、時間は結局それ程長くはとれなかった。しかしさすがは現在乗りに乗ってる琢磨君。どのセッションでも全てトップタイム、それも他のドライバーとはその差もかなり大きく開けての文句なしの一番時計。彼を調子付かせたら恐いで~! このまま週末レースまで一気に行ったるで~!

テスト
POS NO DRIVER NAT TEAM CAR TIME
1 06 Takuma Sato JPN Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:28.101
2 08 Gianmaria Bruni ITA Fortec Renault Dallara F301 Renault Sodemo 1:28.329
3 01 Derek Hayes GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:28.589
4 14 Matt Davies GBR Team Avanti Dallara F301 Opel Spiess 1:28.678
5 05 Anthony Davidson GBR Carlin Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:28.689
6 21 Mark Taylor GBR Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:28.936
7 04 James Courtney AUS Jaguar Racing F3 Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.051
8 18 Andy Priaulx GBR Alan Docking Racing Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.059
9 07 Alex Gurney ITA Fortec Renault Dallara F301 Renault Sodemo 1:29.138
10 02 Jeffrey Jones USA Manor Motorsport Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.239
11 28 Ryan Dalziel GBR Duma Racing Ltd Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.247
12 03 Andre Lotterer GER Jaguar Racing F3 Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.277
13 12 Atsushi Katsumata JPN Promatecme UK Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.305
14 11 Bruce Jouanny FRA Promatecme UK Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.363
15 27 Jamie Spence GBR Duma Racing Ltd Dallara F301 Mugen-Honda 1:29.469
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