予選2回目のでセッション開始と共に雨が降ってくる。1回目の予選に続き、またもや大混乱の予選となってしまった。と言うよりも、これに比べたら1回目の予選なんて何でも無い。かわいいものよ。
予選開始直前までは完全にドライ。コースはもちろん雨も降っていない。 しかし、ピットロード出口でコースオープンを待っているときに雨がぽつりぽつりと降ってきた。 こうなったら早い段階でタイムを出さないと。 コースオープンと共にタイムアタックに入り出す。しかし、裏ではすでに昨年の開幕戦程では無いにしろ、スリックタイヤでの走行は不可能な状態。全車ピットイン。ピットロードはそりゃもう大騒ぎさ! だ~れも一周もしないでのピットイン状態。その時点で早くも赤旗が提示されてしまった。 誰や? こんなに早くに・・・一樹~・・・
スタートは2セッション目の新品のスリックタイヤ。この時点で我々は懲りずに1回目の予選で使用した中古スリックに交換。しかし、雨足は強まるばかり。コースに水溜りも出来てきている。 そこでやっとレインタイヤ登場! セッティングも全てではないにしろレインセットに変更。 そして赤旗解除と共にコースイン。しかし、ここからが凄い凄い。出るわ出るわの赤旗ラッシュ! 30分の予選で5回の赤旗中断。まともにタイムアタックもできやしない。 我々は赤旗の度に雨の量、トラックコンディションがころころ変化するので、それに合わせてセッティングもてんてこ舞い。そりゃぁもう大騒ぎさ! そして当然赤旗なので自分たちのチームは3台まとめてピットイン、まとめてのピット作業。 とにかく忙しい。でも、みんなそれぞれが忙しい為、誰もうちのマシンに手伝いにこない分、確実にそして素早く仕事が出来た。Johnと二人だけの方がいいやん!
アレを換え、これを換えているうちにコンディションが変わり、換えた物をまた換えるの繰り返し。 そしてピットアウトするとまた赤旗でピットイン。こういう時こそ落ち着いてゆっくりとね。
そんな中でポジションはP-1を叩き出す。しかし、トラックの渋滞に捕まっているうちにP-2、そして赤旗。 ピットインでセッティング変更でP-3に。 時間は刻一刻と迫ってくる。最後のクリアラップを捜していると、またしても赤旗。 そして残り4分を切った所で最後の赤旗、そしてチェッカーとなってしまった。なんと言う不運。 クリアラップを捜してこれからタイムアタックというLAPでの赤旗チェッカー。もう1ラップあれば確実にポール取れたのに・・・赤旗の連続だけで無く4分早くチェッカーが出るなんて・・・ついていない時って、こんな感じで全てが上手くいかない物なのやろうか。残念だ。 しかし、それ以上に1回目の予選の出来事が悔やまれて仕方が無い。 トップ2台は日本でもなじみの深いアランドッキングの2台がフロントローを独占した。 名門復活か? いや、その前に立ちはだかる我が琢磨君がいることを忘れるなよ!
2回目の予選が終わったと同時に、予選に集中していた緊張の糸が切れた瞬間に、あの出来事が頭の中に蘇ってきた。 しかし、今はそれよりも明日に向けてマシンをチェックしなければ。 まだ何も終っていないのだから。レースは明日や。レースは予選だけで無く、レースに勝ってなんぼや! 気持ちを切り替えて明日に備えなければ!
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