POS. | DRIVER/TEAM | GAP/LAPS | LAPS |
1 | Michael Schumacher Ferrari |
1h24m15.757 | 58 |
2 | Rubens Barrichello Ferrari |
+13.6 secs | 58 |
3 | Fernando Alonso Renault |
+34.6 secs | 58 |
4 | Ralf Schumacher Williams |
+60.4 secs | 58 |
5 | Juan-Pablo Montoya Williams |
+68.5 secs | 58 |
6 | Jenson Button BAR |
+70.5 secs | 58 |
7 | Jarno Trulli Renault |
+1 Lap | 57 |
8 | David Coulthard McLaren |
+1 Lap | 57 |
9 | Takuma Sato BAR |
+1 Lap | 57 |
10 | Giancarlo Fisichella Sauber |
+1 Lap | 57 |
11 | Christian Klien Jaguar |
+2 Lap | 56 |
12 | Cristiano Da Matta Toyota |
+2 Lap | 56 |
13 | Olivier Panis Toyota |
+2 Lap | 56 |
14 | Giorgio Pantano Jordan |
+3 Lap | 55 |
Ret | Felipe Massa Sauber |
+14 Lap | 44 |
Ret | Nick Heidfeld Jordan |
+15 Lap | 43 |
Ret | Gianmaria Bruni Minardi |
+15 Lap | 43 |
Ret | Mark Webber Jaguar |
+29 Laps | 29 |
Ret | Zsolt Baumgartner Minardi |
+45 Laps | 13 |
Ret | Kimi Raikkon McLaren |
+49 Laps | 9 |
佐藤琢磨、開幕戦は悔しい9位に終わる
2004-3-7 SUN 決勝
開幕戦オーストラリアGPにおいて、ラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンはポイント圏内での完走を果たした。ただし、チームメイトの佐藤琢磨は入賞まで一歩手の届かない9位に終わっている。
今季より実施されたローンチコントロールの禁止に伴い、全ドライバーは2001年サンマリノGP以来となるマニュアル操作のスタートを経験することとなった。4番グリッドからスタートしたジェンソンは、自分のポジションを保って1コーナーに進入、58周のレースのほとんどを4位のまま周回した。終盤には2台のウィリアムズからのプレッシャーに屈して6位に後退したものの、シーズン前にチームが打ち出した“今季はトップ3チームにチャレンジする”との予告を見事に裏付けたのである。
好スタートを切った琢磨は、しかし1コーナーで行く手を阻まれてルノーのトゥルーリと接触、BAR006のノーズコーンを傷つけてしまう。このため2回目のピットストップでノーズコーンを交換したところ、琢磨はジェンソンと互角のラップタイムを記録し始めた。その後は安定したラップタイムで周回を重ねたが、終盤にはリアウィングのガーニーフラップが外れるトラブルに見舞われ、クルタードを破って8位でフィニッシュするチャンスを逃すこととなった。
佐藤琢磨のコメント
「慌しいレースでしたね。スタートはとても良かったんですが、1コーナーで行き場を失ってルノーと接触し、ノーズコーンにダメージを与えてしまいました。無線で“何か不具合はないか?”と訊ねられましたが、まだ1周目だったので、クルマのバランスを判断する材料もなく、このときは返答に窮しました。最初のピットストップでノーズがダメージを受けていることが分かったので、2回目のピットストップのときに交換しました。これでクルマのフィーリングはぐっと良くなり、最初のスティントに比べるとラップタイムは1秒ほど速くなりました。したがって、ダメージの影響を受けていたことは明らかです。2回目のピットストップを終えてからは順調でしたが、最後の数周にはリアウィングのガーニーフラップが剥がれ始め、このためエアロダイナミクスも悪化してしまいました。正直なところ9位という結果には落胆していますが、最初のレースで2台揃って完走できたことは、チームのためには良かったと思います。信頼性の問題が何ひとつ起こらなかったのは、シーズン前のテストで皆が懸命に働いてくれたおかげでしょう。全般的にいえばチームにとって良い結果でしたが、マレーシアではもっと良い成績を手に入れられると信じています」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Michael Schumacher Ferrari |
1:24.408 |
2 | Rubens Barrichello Ferrari |
1:24.482 |
3 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1:24.998 |
4 | Jenson Button BAR |
1:24.998 |
5 | Fernando Alonso Renault |
1:25.699 |
6 | Mark Webber Jaguar |
1:25.805 |
7 | Takuma Sato BAR |
1:25.851 |
8 | Ralf Schumacher Williams |
1:25.925 |
9 | Jarno Trulli Renault |
1:26.290 |
10 | Kimi Raikkon McLaren |
1:26.297 |
11 | Felipe Massa Sauber |
1:27.065 |
12 | David Coulthard McLaren |
1:27.294 |
13 | Cristiano Da Matta Toyota |
1:27.823 |
14 | Giancarlo Fisichella Sauber |
1:27.845 |
15 | Nick Heidfeld Jordan |
1:28.178 |
16 | Giorgio Pantano Jordan |
1:30.140 |
17 | Zsolt Baumgartner Minardi |
1:30.681 |
18 | Olivier Panis Toyota |
- |
19 | Christian Klien Jaguar |
- |
20 | Gianmaria Bruni Minardi |
- |
佐藤琢磨、自己ベスト・タイの7位で予選通過
2004-3-6 SAT 公式予選
90分間にふたつのセッションを立て続けに行なう新しい予選フォーマットにおいて、ラッキーストライクB・A・Rホンダのジェンソン・バトンは惜しいところで3位の座を逃した。実際に3番グリッドを手に入れたファン-パブロ・モントヤとまったく同じタイムを記録したにもかかわらず、予選の前半部でモントヤが最速だったことから、ジェンソンは4番手に甘んじることになったのだ。しかし、チームにとってのベスト・グリッドに並ぶ好記録にジェンソンは満足気な表情を見せた。しかも、チームメイトの佐藤琢磨も7位に食い込み、ふたりの予選結果を総合すると、B・A・Rは史上最高のスターティンググリッドを手に入れたことになる。
最初のセッションでは、2003年日本GPの決勝結果に従って、琢磨が6番手、ジェンソンが4番手で出走。琢磨は1分26秒737で11位、ジェンソンは1分25秒898で6位に終わった。いっぽう、2回目のセッションは1回目の成績を反転させた順番で出走するため、琢磨は10番目、ジェンソンは15番目に1周限りの予選アタックに臨んだ。
佐藤琢磨のコメント
「自分のアタックラップにはとても満足しています。なにしろ、この週末で最高の走りでしたから。ギアボックスにメカニカル・トラブルが発生した今朝のセッションは難しい状況で、少しだけ走行時間をロスしてしまいました。この影響もあって、セッティングを変えて最初の予選に挑みましたが、クルマの印象は決して良くありませんでしたね。そこで2回目のセッションまでには、プラクティスで試したセッティングに少し戻しました。おかげで、2回目のアタックにはずっと安心して臨むことができました。今は、明日のレースが楽しみで仕方がない、という心境です」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)
POS. | DRIVER/TEAM | TIME LAPS |
1 | Michael Schumacher Ferrari |
1:24.718 |
2 | Rubens Barrichello Ferrari |
1:24.826 |
3 | Jarno Trulli Renault |
1:25.757 |
4 | Jenson Button BAR |
1:25.786 |
5 | Fernando Alonso Renault |
1:25.853 |
6 | Ralf Schumacher Williams |
1:25.882 |
7 | Juan-Pablo Montoya Williams |
1:26.206 |
8 | David Coulthard McLaren |
1:26.215 |
9 | Mark Webber Jaguar |
1:26.312 |
10 | Kimi Raikkon McLaren |
1:26.579 |
11 | Giancarlo Fisichella Sauber |
1:26.601 |
12 | Takuma Sato BAR |
1:26.967 |
13 | Felipe Massa Sauber |
1:26.969 |
14 | Ricardo Zonta Toyota |
1:27.165 |
15 | Anthony Davidson BAR |
1:27.516 |
16 | Cristiano Da Matta Toyota |
1:27.710 |
17 | Christian Klien Jaguar |
1:27.724 |
18 | Olivier Panis Toyota |
1:27.807 |
19 | Nick Heidfeld Jordan |
1:27.826 |
20 | Gianmaria Bruni Minardi |
1:28.991 |
21 | Zsolt Baumgartner Minardi |
1:29.708 |
22 | Giorgio Pantano Jordan |
1:30.061 |
23 | Bjorn Wirdheim Jaguar |
1:30.291 |
佐藤琢磨、初日は12位
2004-3-5 FRI フリープラクティス
2004年F1シーズンが開幕した本日、ラッキーストライクB・A・Rホンダのドライバー3人――佐藤琢磨、ジェンソン・バトン、アンソニー・デイヴィドソン――は揃ってオーストラリアGP初日のフリープラクティスに出走した。共に21ラップを走行したふたりのレースドライバーは、琢磨が12位、ジェンソンが4位という結果を残している。なお、2004年の新レギュレーションに従って合計で4人が出場したサードドライバーのなかで、アンソニーは2番手に相当するタイムを記録した。
佐藤琢磨のコメント
「F1に戻ってこれて本当に最高の気分ですね。ただし、新しいフォーマットに慣れるのはなかなか大変です。(チームの方針により)周回数が限られているので、短い時間のなかでタイア・チョイスを行なう難しさを実感しました。ただし、僕たちのチームは一丸となって戦っており、3人のドライバーが同じ方向に進んでいるので心強いと思っています。今週末、これからどんな展開を見せるのか、今からとても楽しみですね」
(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)