2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001-
1999



POS.  DRIVER/TEAM GAP/LAPS LAPS
1 Kimi Raikkon
McLaren
1h30m01.295 44
2 Fernando Alonso
Renault
+28.3 secs 44
3 Jenson Button
BAR
+32.0 secs 44
4 Mark Webber
Williams
+69.1 secs 44
5 Rubens Barrichello
Ferrari
+78.1 secs 44
6 Jacques Villeneuve
Sauber
+87.4 secs 44
7 Ralf Schumacher
Toyota
+87.5 secs 44
8 Tiago Monteiro
Jordan
+1 Lap 43
9 Christian Klien
Red Bull
+1 Lap 43
10 Sauber +1 Lap 43
11 Narain Karthikeyan
Jordan
+1 Lap 43
12 Christijan Albers
Minardi
+2 Lap 42
13 Robert Doornbos
Minardi
+3 Lap 41
14 Juan Pablo Montoya
McLaren
+4 Lap 40
15 Antonio Pizzonia
Williams
+5 Laps 39
Ret Jarno Trulli
Toyota
Accident 34
Ret David Coulthard
Red Bull
Engine 18
Ret Michael Schumacher
Ferrari
Accident 13
Ret Takuma Sato
BAR
Accident 13
Ret Giancarlo Fisichella
Renault
Accident 10




佐藤琢磨、13周でベルギーGPを終える

2005-9-11 SUN 決勝

  本日の午後、ベルギーGPで見応え十分の戦い振りを見せたジェンソン・バトンは3位に入り、B・A・Rホンダに再び表彰台をもたらした。いつもの変わりやすい空模様がレース展開を慌しいものとしたが、ジェンソンは44周のハードなバトルを戦い抜き、スパ・フランコルシャンで初めて表彰台を手に入れたのである。
最初のスティントでオーバーステアに悩まされたジェンソンは、レース序盤にラルフ・シューマッハーやジャンカルロ・フィジケラの先行を許してしまう。ジャンカルロがオールージュで大クラッシュに見舞われた際、ジェンソンは1回目のピットストップを行なったが、このときフロントウィングを調整したことによってオーバーステアの問題は解消された。それと同時に、雨が小降りになったこともあってチームはドライタイアを装着するギャンブルに出たものの、数周後にはドライで走るのは難しい状況であることが判明、2回目のピットストップではウェットタイアに戻した。この後、彼は順調に周回を重ね、最終的にはアロンソの3.7秒遅れでフィニッシュした。
佐藤琢磨のレースは13ラップで突然の幕切れを迎えた。セーフティーカーランが終了したとき、タイアとブレーキが冷えていた琢磨はラスルスでのブレーキングでミハエル・シューマッハーと接触してしまう。この事故の責任を問われ、次戦ではスターティンググリッドを10位降格するペナルティが課せられることになった。

佐藤琢磨のコメント
「レース序盤はトリッキーな状況でしたが、オープニングラップは順調でかなり順位を上げました。最初のスティントはエキサイティングで、1回目のピットストップまではすべて順調に運びました。1コーナーで起きたミハエル・シューマッハーとの事故は、セーフティーカーランが終わってリスタートが切られた直後に発生しました。タイアとブレーキが冷えた状態で、後方から彼と接触してしまったのです。今日、いい結果を残せなかったことは残念でなりません」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Juan Pablo Montoya
McLaren
1:46.391
2 Kimi Raikkon
McLaren
1:46.440
3 Giancarlo Fisichella
Renault
1:46.497
4 Jarno Trulli
Toyota
1:46.596
5 Fernando Alonso
Renault
1:46.760
6 Ralf Schumacher
Toyota
1:47.401
7 Michael Schumacher
Ferrari
1:47.476
8 Felipe Massa
Sauber
1:47.867
9 Jenson Button
BAR
1:47.978
10 Mark Webber
Williams
1:48.071
11 Takuma Sato
BAR
1:48.353
12 David Coulthard
Red Bull
1:48.508
13 Rubens Barrichello
Ferrari
1:48.550
14 Jacques Villeneuve
Sauber
1:48.889
15 Antonio Pizzonia
Williams
1:48.898
16 Christian Klien
Red Bull
1:48.994
17 Robert Doornbos
Minardi
1:49.779
18 Christijan Albers
Minardi
1:49.842
19 Tiago Monteiro
Jordan
1:51.498
20 Narain Karthikeyan
Jordan
1:51.675




佐藤琢磨、5列目グリッドからベルギーGPへ

2005-9-10 SAT 公式予選

  本日の予選で8位に入ったジェンソン・バトンは、4列目グリッドからスタートして明日のベルギーGPに臨むB・A・Rホンダのチャレンジをリードする。これは、10位に入ったチームメイトである佐藤琢磨のすぐ前に位置するポジションである。
金曜日午後のセッションで走行できなかったため、3回のフリープラクティスで行なうべきことを本日の2回のセッションで実施することになり、予選への準備そのものがひとつのチャレンジとなった。タイア・チョイスの申告は今日の午後までに変更されたが、こうした忙しいスケジュールでセットアップ作業とタイア評価を行なうなかで、チームは順調な進歩を果たした。ほどなく解消されたものの、ジェンソンは今朝のセッションでホイールがロックするトラブルに苦しめられ、予選の準備が滞ったが、これがグリッドを決める1周のアタックラップにも影響したことは彼自身が認めている。
琢磨は5番手に出走したため、セッション中にコースコンディションがよくなっていく恩恵に与ることができなかった。彼のアタックはクリーンであり、グリップの低い状況のなかで上手くまとめあげることに成功した。明日のレースはウェットになることが予想されているが、5列目グリッドからのスタートであれば入賞も期待できるだろう。

佐藤琢磨のコメント
「後から出走するドライバーが良好なコンディションで走れることを考えれば、早めにアタックに臨む僕が不利であることはあらかじめ分かっていました。路面は非常にグリップ・レベルが低く、おかげで難しいアタックでした。天候の影響でレースへの準備はチャレンジングなものとなりましたが、これは誰にとっても同じことであり、そうした状況のなか、今朝のセッションでわれわれはできるだけの努力を尽くしました。明日も分かりにくい空模様になりそうですが、雨が降ろうがドライになろうがフラットアウトで走るつもりです。明日の戦略は良いもので、必ずいいレースをする覚悟でいます」

(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)

POS.  DRIVER/TEAM TIME LAPS
1 Vitantonio Liuzzi
Red Bull
No time
2 Robert Doornbos
Minardi
No time
3 Fernando Alonso
Renault
No time
4 Michael Schumacher
Ferrari
No time
5 Rubens Barrichello
Ferrari
No time
6 Jenson Button
BAR
No time
7 Takuma Sato
BAR
No time
8 Giancarlo Fisichella
Renault
No time
9 Mark Webber
Williams
No time
10 Antonio Pizzonia
Williams
No time
11 Kimi Raikkon
McLaren
No time
12 Juan Pablo Montoya
McLaren
No time
13 Jacques Villeneuve
Sauber
No time
14 Felipe Massa
Sauber
No time
15 David Coulthard
Red Bull
No time
16 Christian Klien
Red Bull
No time
17 Jarno Trulli
Toyota
No time
18 Ralf Schumacher
Toyota
No time
19 Tiago Monteiro
Jordan
No time
20 Narain Karthikeyan
Jordan
No time
21 Christijan Albers
Minardi
No time
22 Alexander Wurz
McLaren
No time
23 Ricardo Zonta
Toyota
No time
24 Nicolas Kiesa
Jordan
No time
25 Enrico Toccacelo
Minardi
No time




雨に翻弄されたベルギーGP初日

2005-9-9 FRI フリープラクティス

  気まぐれなことで知られる“スパ・ウェザー”のおかげで、ベルギーGP初日の本日は意味のある走行がほとんどできなかった。B・A・Rホンダのジェンソン・バトンと佐藤琢磨はいつもの朝と同じようにインスタレーション・ラップとセットアップ作業を実施、スパ・フランコルシャンのコースをそれぞれ7ラップずつ周回した。こちらもいつもと同じように午後にはタイア・チョイスを行なう予定だったが、空模様は期待通りにはならず、2回目のセッションは雨によって台無しとなった。
こうした状況を受けて、FIAはタイア・チョイスの申告期限を明日の昼までに延長し、チームは公式予選の準備を行なう明日のフリープラクティスがよりよいコンディションとなることを願っているが、明朝の天気予報はあまり期待がもてる内容ではない。

佐藤琢磨のコメント
「空模様の影響で今日はお話できることがほとんどありません。今朝のセッションでは路面が乾いた終盤に少しだけ走行しましたが、僕たちのパッケージについてはとてもいい第一印象を抱きました。明日のふたつしかないセッションは、きっと恐ろしく忙しいものになるでしょう」


(ラッキーストライクB・A・Rホンダのプレスリリースより)